たまりば

多摩の地域情報 多摩の地域情報多摩市 多摩市


2013年07月01日

東日本大震災は終わりではなく次なる恐怖へのステップ

2年前の3月11日に発生した東日本大震災は、岩手・宮城・福島3県をはじめとして東日本の広大なエリアに壊滅的な被害をもたらし、戦後最悪の死者・行方不明者を出す大災害となりました。
思えば、私がまだ子供のころは、最大震度6以上の大地震が発生したということがありませんでした。しかし、1991年に発生した釧路沖地震より、震度6以上の大地震が頻繁に発生するようになったと思います。その中には、大都市神戸で発生し、大きな被害をもたらした阪神・淡路大震災があります。
21世紀に入り、ほとんど毎年、最大震度6以上の大地震がどこかで発生しています。そして、2011年、マグニチュード9の超巨大連動地震が起きました。
東日本大震災は、世界でもまれにみる超巨大地震でした。そのエネルギーはすさまじいため、日本列島は大きな歪が蓄えられて、いつどこで破裂してもおかしくないと思われます。
その中で個人的に最も危険なのは、南関東だと思います。東日本大震災は破壊の連鎖が茨城沖でストップしました。当然、破壊されなかった房総沖は相当な歪が蓄えられて明日破裂してもおかしくないと思われます。もし、房総沖で大地震が発生したら、千葉県をはじめとして関東の沿岸に大津波が発生し、とんでもない大災害になってしまうのではないかと思います。
そして、もう1つ危険なのは、南海トラフの超巨大地震です。平安時代に発生し、東日本大震災に酷似している貞観地震の時は、18年後に南海トラフ巨大地震が発生しました。地震はいわゆる活動期に集中して起きる傾向があることからも、着実に南海トラフの超巨大地震発生が近づいていると思われます。もし、地震が起こったら、人口が多く産業も発展している東海や近畿が震度7クラスの激しい揺れに襲われ、かつ、短時間で巨大津波が沿岸を襲います。国の試算では死者30万人と出ましたが、この数値は決して絵空事ではないと思われます。
現在、日本は1000年に1度の地震の世紀に入ったとも言われています。我々は、これからも地震の恐怖と付き合っていかなければなりません。



  • Posted by TAMAKO  at 17:55 │Comments(0)

    上の画像に書かれている文字を入力して下さい
    <ご注意>
    書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


    削除
    東日本大震災は終わりではなく次なる恐怖へのステップ
      コメント(0)